洗面台の排水口、ズボラ民のみなさんのお宅はどうなっていますか?
以前住んでいたアパートは、昔ながらのゴム栓タイプで、奥まったところに穴の大きいゴミ受け(ピアスは落としたらアウトなレベル)みたいなの、ついてたんですけども。
現在の賃貸住まいはグレードアップしたおかげで、洗面台には憧れの「排水栓」なるものがついています。
しかし、この排水栓、便利ですが手入れが面倒すぎて…ズボラにはきついです。
そんな折、排水栓を外してゴミ受けをつけたら劇的に掃除が楽になり、清潔感も保てるようになりました。今回は、洗面台の排水口事情に悩む人に向けての記事になります。
「排水栓がうっとうしい」とか、「排水口のゴミ受けはどれがいいの?」とか考えている人に参考にしていただければ!
洗面台の排水栓、メリットとデメリット
新しいおうちは、だいたい排水栓がついているのではないでしょうか。これにはメリットももちろんあるんですが、ズボラにはデメリットのほうが気になります。
便利でモダン
わたしの現在の住処も、新築で入居したんで(と言っても賃貸)、設備はいろいろと最新だったりします。トレンディーな家に住んだことなかったので、洗面台に排水栓が付いているくらいで無駄にテンションが上がった覚えがあります。
排水栓がある!かっこよく水を溜めれる!いやっほーい!
旧住宅にあるような、チェーン付きのゴム栓で排水口を塞がなくてよいです。ワンタッチで排水口のフタが開閉できるんですね。
しかしコレ、ふだんは見えずに隠れている部分が、汚れ・ぬめりやすくなっているんですよね…見えないから掃除し忘れるんですが、気づいた時には、掃除するのが億劫なほど汚くなってる。
掃除が面倒くさすぎる
排水栓の作りはこうなっております。
これ、分解できるんですよね。接合部分もぬめるので、いちいち分解して洗ってました。
実は、「ゴミ受け」の役割になる部品が他にもあったのですが、失くしました。他のものと一緒にオキシ漬けした際に、おそらく流しました。
このように、排水栓は二重のゴミ受け構造になっていたりと、分解するのも洗うのも厄介な構造になっているんですね。
めちゃくちゃ洗うのが面倒くさい
細かい部分は、歯ブラシを使ったりしながら、汚れを落とす必要があります。掃除好きさんには苦じゃないかもしれませんが、ぶっちゃけ、ズボラには面倒だし、そもそも掃除すること忘れがち。
排水口にはシンプルなゴミ受けがおすすめ
毎日のように洗面台に水を溜めて使う人は、そのまま排水栓を使い続けるしかないでしょう。しかし、わたしのように栓をする頻度が低い人は、さくっと排水栓を撤去して、シンプルなゴミ受けに変えることをおすすめします。
お水を溜めたい時や来客時だけ排水栓を設置する使い方でOK
わたしは、まず100円ショップダイソーで購入、その後Amazonで別のものを購入しました。なぜダイソー商品をやめたのか?続きをご覧ください。
100円ショップのゴミ取りネットは?
排水口のゴミ受けと言えば、ユニットバスのアパート住まい時代に使って、大変便利だった思い出があります。そんなわけで、さっそくダイソーにゴミ取りネットを買いに。
ステンレス製で洗いやすそう
ステンレス製の網状タイプです。サイズとかちゃんと確認せずにとりあえず買いました(結果、ちょっと小さかった)。しかも無駄に2個。
排水栓を取り外し、こちらを排水口に置きました。
排水栓のようにモダンな雰囲気は皆無になりましたが、手入れは楽そう! ゴミはさっと取り除けるし、ちゃちゃっと洗うだけ。排水栓のように、分解しなくていい。なんなら、100円アイテムだから汚れたら交換しちゃえばいい。
意外に手入れしにくい!?
使い始めて1週間も経たずに捨てたくなりました。
思いのほか、洗いにくい
というのは、網目に細かいものが絡むんです。特にほこり。あと、イチゴの種とか…。これらが細い網目にひっかかって、なかなか取れません。ちゃちゃっと洗うどころか、ブラシなどでごしごししなきゃいけない。
▼閲覧注意▼
絡んでいるものは汚物ではありません。ほこりや糸くずです。洗いたてなので、絡んだほこりに水が張ってます。本当に、汚物ではありません。
平日の昼間は仕事で留守にしているため、使わない洗面台には意外にほこりがたまります。これらを流していると、そのうちこうやって絡み始める。
見た目汚いですよね。名誉のために再度言わせてもらいますが、画像は汚物ではありません。
100円だから汚れたら交換すればいいやって思っていたけど、1週間で交換してたらバカみたいです。せめて1ヶ月は使いたかったのに。
パンチングのゴミ受けに変更
100円ショップのネット状になったゴミ受けは、ゴミがワイヤーに絡むと厄介なことになる。と学んだわたしは、さっそくAmazonでパンチングタイプのゴミ受けを探しました。
いろいろあるので、どれがいいか…かなり吟味しましたよ。
同じパンチングでも、穴の周囲のステンレス部分の太さに注目しました。網目状に近いと、また絡まりそう
考えて見比べて、けっこう時間を浪費した結果、購入にいたったのはこちら。
高儀TAKAGI純銅のパンチングゴミ受け。洗面台用です(ほかに、キッチンシンク用とかあった)
見た目
純銅なので、色味はピンクゴールドという感じ(あえてオサレに言ってしまうと)。白を貴重した洗面台には、マジで似合わないです。
銅の色って、どこか昔の日本を彷彿とさせますよね。モダンっぽさは全くないどころか、違和感しかなくなりましたウチの洗面所。
けど、ちょっと遠目に見ればそんなに気にならない…気がします…
ちょっと排水口が光ってるよねって感じ。ちょっとギラギラしてるよね、って。
と、見た目は散々なわけですが、コレ買って正解だった。
手入れが楽!
これは、ゴミ受けに溜まったモノは、ティッシュでさっとオフしてささっと水ですすぐだけ。簡単にキレイを維持できます。
上述した、網目状のゴミ受けのように、細いワイヤーネットにいろいろと絡みつく、なんてことが全くなく、爽快です。
簡単にゴミをオフできるから、ズボラに最適。
銅の殺菌力
銅のイオン効果がどれほどのものなのか実感までいたってないけども、殺菌や消臭、ぬめり防止の効果があるというのは有名ですよね。
シンクのゴミ受けに10円玉を入れると良い、なんていいますし。
そんなわけで、純銅のゴミ受けは、ただのステンレス製パンチングゴミ受けよりもぬめりにくそう!ということは、ズボラにぴったり。
銅はズボラ御用達ですね
しかし、銅特有の注意書きもあります。
銅にあるあるな、「緑青」が発生するそうだ。発生しても何ら問題はないみたいだけれど、見た目汚いよね。スポンジなんかで取れるらしい。どれくらい使ったら発生するか謎だけど、頻繁に発生するようなら、それは手間になるのでズボラアイテムではなくなってしまう。
発生したら、こちらに追記したいと思う。
水流は遅め
商品を見てもらうとわかるように、穴が小さいため、水の流れは良くはないです。だからと言って、特に不便は感じません。流れるまで待ってる必要ないですし。日常生活にはなんら支障なし。
洗面台で、激しく水を出しながら洗い物をする場合は、排水が追いつかないだろうと思われます。
洗面台のズボラ仕様まとめ
- 排水栓は使わない
- パンチングゴミ受けに変える
これで、洗面台の排水口掃除問題に終止符を打つことができる。
ただし、上でも述べたように、ゴミ受け選びは慎重に。網目(ネット)状のものはゴミが引っかかって取れなくなる。パンチングタイプでも、「ひっかかりにくそうか?」をよく見てみたほうがいいと思う。
わたしは、できればシルバータイプのものにしたかったけど、パンチングの形状が「ひっかかりやすそう…」と感じたため、ださい色の銅タイプにしました。
▼今回のアイテム▼
どうしても色が…という方、シルバーのパンチングもたくさんありますが、手入れのしやすさはわかりません。試してみてください。個人的に、網目状ゴミ取りネットのような危うさを感じてる。
今日からあなたも排水口掃除に悩まない!
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