毛穴ケアとしての『ととのうみすと』。読み方は「ととのう みすと」です。引っかからないように。
先日レビュー記事を書きました▼
こちらのアイテムは、次のような人は効果を感じることができないと、個人的には思っている。
「毛穴が気になるけど、毛穴ケアはどうしたらいいかわからない。あ、『ととのうみすと』って吹きかけるだけで毛穴がキレイになるんだー!これで毛穴レス肌になろっと♡」
このような状態の人は、自分の毛穴がなんたるかを知らない毛穴ケアの初心者なわけで、どんなケアをすればどのような効果が期待できるかについて無知です。一口に毛穴、と言ってもその悩みは千差万別、毛穴の状態も人それぞれなわけです。
そんなところで、しゅっと毎日吹きかけるだけで簡単に毛穴レスになる、と思い込んで使用すれば、「なんだ、効果ないじゃん…」と本来の力を実感することなく終わるでしょう。
これも個人的な考えですが、『ととのうみすと』は次のような人におすすめします。
鼻の毛穴に皮脂が詰まって角栓になってる。若い頃に散々剥がすパックやらピーリングやらやりまくった。一時的に角栓がなくなるけど、開いた毛穴は再び角栓の餌食に。ひどくなって困った。もう面倒くさい。どうやったって角栓はできるから、もう朝はお湯洗顔のみにしちゃってる。メイク落としもぱぱっと適当だし。でも、鼻だけじゃなくて肌全体がざらついてるなぁ。良く見ると頬にまで角栓できてるや。皮脂を優しく取り除いたほうが良いのは知ってるけど、丁寧なケアはなかなか続かない。っていうか、もう何もかもめんどくさい。手軽に角栓予防したいわ。
こんな、わたしのようなズボラだけど再度毛穴ケアに挑戦しようとしている人に、『ととのうみすと』はおすすめできる。しかし、あくまで毛穴ケアの補助、と思っていただいたほうがいいです。
そんな「毛穴ケアの補助」として使っているわたしですが、おすすめなズボラ的使い方はどのようなものか?その理由と効果はどうか?について今回はお伝えしていきます。
『ととのうみすと』の一般的な使い方
メーカー推奨の「正しい使い方」についてまずは見ていきましょう。
朝のスキンケア
- ぬるま湯で顔をすすぐ
- 水分をよく拭き取る
- 『ととのうみすと』を5~10プッシュ顔にふきかける
- 30秒待って浸透させる
- ぬるま湯で洗い流す
- いつものスキンケアをする
洗顔料を使わず、『ととのうみすと』だけでOKです。
夜のスキンケア
- クレンジングでメイクを落とす
- ぬるま湯で顔すすぐ
- 水分をよく拭き取る
- 『ととのうみすと』を10~15プッシュふきかける
- 30秒待って浸透させる
- ぬるま湯で洗い流す
- いつものスキンケアをする
しっかりクレンジングしてから使います。ダブル洗顔は不要。『ととのうみすと』の流れ落ちてくる液体が白く濁っていれば、それは落とし残しのメイクや毛穴の汚れというサイン。
手間を省く!ズボラにおすすめの使い方
あくまで推奨は「正しい使い方」で、その通りするのも良し。
わたしは最近毛穴ケアに力を入れているのですが、できるだけ毎日丁寧にやろうと思っても、面倒になる日もある。というか面倒な日が多い。そこで、「めんどうだ!」と思う場面でこちらを使っています。
あくまでメインの毛穴ケアは、丁寧なクレンジングと洗顔、そして徹底した保湿です。それをやれない時、ととのうみすとに頼っています。
朝は洗顔するのがめんどくさい!
朝の洗顔代わりに使っています。それも、ぬるま湯ですすいでから、ではなく、直にそのまま。そして、顔に馴染ませたあともすすがずにタオルオフして終わり。
すんごい楽。腰をかがめて顔を洗う必要がない。腰が痛くならない。
毛穴ケアは、朝も皮脂汚れを落とすこと
わたし、長年、洗顔料で洗顔するのは1日1回になっていました。理由はズボラだからです。だいたい夜はメイクを落とさず寝て朝シャワーの際に石けんで洗顔。あるいは、奇跡的に夜洗顔をしたら朝はぬるま湯のみ。ふつうに角栓ができていました。
しかし、毛穴ケアに力を入れるようになってから、「きちんと皮脂を落とす」ということがいかに大事か身をもって体験。
だから、夜のクレンジング(きちんと毛穴の皮脂を落とすタイプのもの)はもちろんですが、朝もできれば毛穴の皮脂汚れをすっきりさせたい。しかしそこはズボラ、朝洗顔が激しく面倒くさいんです。
そこで『ととのうみすと』の使用。
『ととのうみすと』で顔を濡らした後、皮脂分泌の多い鼻や小鼻付近の頬を指でくるくるなでると、液体が白く濁ります。皮脂汚れです。
角栓予防になる
朝も皮脂汚れを落としているので、角栓ができにくくなりました。もちろん、夜のきちんとしたクレンジングありきの話です。
ズボラな人は、めんどうだとサボりますよね。いとも簡単にさぼります。でも、サボると毛穴にむくむくと白い脂が溜まりだします。
なので、いとも簡単にさぼるのではなく、代わりにコレを吹きかけるんです。それくらいなら、割と頑張れます。
洗い流さなくても良い
「正しい使い方」では、ぬるま湯で洗い流すと書いてあります。が、サイトQ&Aには、洗い流さずにタオルで拭き取っても良いことが書いてありました。
なのでわたしは、タオルオフで済ませています。
ズボラだから、という理由もありますが、そのほかに、『ととのうみすと』の成分を洗い流すのはもったいないのではないか、という思いがあるからです。
美肌菌を育てる酵素が含まれているので、洗い流すよりそのままのほうが肌の自活力が育つのではないかと。
一方で、『ととのうみすと』は油汚れを浮かすほどのアルカリ性溶液なので、肌につけっぱなしだと不安もあります。角質を溶かしまくるのでは、と。なのでわたしは、皮膚の薄い目の周りは水ですすぎ、ほかは水分が残らないようにしっかりとタオルオフ、というスタイルを取っています。使用開始から1か月経っていますが、特にトラブルは起きていません。ただ、敏感肌の人はご注意ください。
夜、「クレンジングがめんどう…もう寝たい」時
本来は、クレンジング後の使用が正しい使い方です。
が、わたしはクレンジング代わりにも使っています。とにかくもう、最低限汚れを落として寝たい時。
肌を擦るからメイク落としシートは好きじゃない。そこで『ととのうみすと』の登場です。
たっぷり吹きかけて浸透させ、ぬるま湯でささっと洗い流します。所要時間1分。ただしこの使い方は、前回の記事でも検証したように、濃いメイクは落ちません。わたしのように石けん落ちするコスメの場合のみ有効です。
ケアが面倒な時に重宝する1本
朝の洗顔がめんどう、夜のクレンジングがめんどう、でも何もしないのは毛穴にNG過ぎるので、『ととのうみすと』で毛穴汚れを取り除くようにします。そうすることによって、皮脂の蓄積を防げるので、毛穴ケアに一役買ってくれます。
毛穴ケアに大切なこと
どんなスキンケアアイテムを使うかよりも、毛穴の汚れや皮脂をきちんと落とすことのほうがよっぽど大事です。
間違ってはいけないのが、「角栓をすっきり取り除くこと」じゃない。ぽっかり毛穴が開いてしまいます。
毎日きちんと毛穴の皮脂汚れをオフすることで、角栓ができにくくなります。皮脂がたまれば、角栓になってしまいます。
「毎日」というのが重要で、さぼればすぐにまた角栓が目に見えるように表面に出てきます。その「毎日」がズボラには大変なので、じゃあ『ととのうみすと』で所々手を抜いちゃおうよっていう話でした。
『ととのうみすと』でちょいちょいサボりながらもクレンジングメインで毛穴ケアを続けていますが、鼻は常につるんと手触り良好になりました(毛穴の開きはある)。3日ほどクレンジングをさぼって『ととのうみすと』のみの時もありましたが、なんとか毛穴から角栓ひょっこりさせずに済みました。ぎりぎりでした。
角栓は24時間で復活する、ていう話も聞いたことがあるので、やはり毎日ケアは必要です。
めんどうな日は『ととのうみすと』に頼りながら、毎日皮脂汚れは落としてこ!
コメント