万能便利なキッチンのお供、無印のシリコーンスプーン。真っ黒でシンプルな見た目もさることながら、すくう・まぜる・熱くならない、という大変便利なアイテムなので、使っている人も多いのではないでしょうか。
炒めたり混ぜたり、汎用性高すぎなので、ズボラなわたしにとってなくてはならない調理器具です。
しかし、ある日、触れた瞬間に衝撃が走りました。
使おうとしたら、めっちゃベタベタしてる!
シリコン製品、ゴム製品の宿命といいますか、ベタベタしていました。購入してから1年しか経ってないのに。もう劣化ですか?
本日は、家庭にあるものでベタベタ感から脱却した方法をお伝えします。たぶん、コレでOKなので、ご参考ください。
シリコンスプーンが、突然ベタベタし出した
なんの前触れもなくやってきた、無印シリコンスプーンのベタベタ(正式名称は「シリコーン」らしいです)。
何?なんで?洗ってるよ?洗わずに片付けるほどズボラじゃないよ!?
料理しようと思って触ったら、ベタベタしていました。なんかこう、手がくっつく感じ。ヘラ表面もべたつくから、これで調理したらなんか悪い物質を混入させてしまうんじゃないかと思った。
手触り最悪で、「コラ無印!」って怒ってしまいました。しかしながら、シリコンとかゴムって、そういえば長期で使っているとべたつくよなぁと思い出しました。
そうして、シリコンのベタベタを取り除く方法を検索しました。料理そっちのけ。
重曹で試してみた
無水アルコールを使う方法がありましたが、買ってくるのが億劫だったので、家にある重曹で挑戦。
- たらいにお湯を入れる
- 重曹を入れて溶かす
- シリコンスプーンを入れて放置
こんな手順です。
お湯と重曹を混ぜてます。混ぜるのに便利な無印シリコーンスプーン!
そのままドボンと浸けました。半日以上放置していたと思います。
ワクワクしながら取り出し、十分に水で洗い流しました。布巾で水をぬぐってたところ、こうなりました。
ふざけんな!まだベタベタしとるやんけ!
布巾の繊維がばっちり付き、手触りもベタベタのまま。あーダメだこりゃ、と諦めて、再び洗って乾燥させておきました。買い替えよう、と思いながら。
しかし、奇跡が起こったんです。
重曹は失敗、と思いきや
しばらく、このシリコンスプーンのことは忘れていたんです。重曹で効果がなかったと思い、とりあえず定位置にぶら下げていて。
数週間後、このべたつきの一件をすっかり忘れていて、「さて料理するか」とふいに無印シリコンスプーンを手に取ったところ、記憶がよみがえってきました。そういえば、ベタベタするんだったな、と。それなのに。
あれ?ベタベタしない!!??
なぜか、ベタベタがなくなっていたんですよ。奇跡。びっくりしました。
重曹でケアした直後はベタベタしていましたが、しばらくしたらさらっとした手触りに変化していました。なので、重曹は効果があったのだと思います。わたしのように、「効果ない!」と思ってもすぐには捨てず、ちょっと置いといてみてください。ベタベタしなくなってるかも。
なぜベタベタするのか
わたしは化学がわかりませんが、シリコン製品は水分にさらされると「加水分解」が起きるのだそうです。だから、経年と共に湿気によって「加水分解」が促進されるのでしょう。
加水分解がなんなのかよくわかりませんが、なんか化学反応を起こして、シリコンに含まれた物質が表面に溶けだしてくるらしい。それがベタベタの原因。
そして、重曹は、そのベタベタの原因である物資自体を取り除くらしいのです。
さらっと調べただけの知識なので、あまり信用しないでください。
だから、シリコンヘラだけでなく、重曹水に丸ごと浸けれるシリコンやゴム製品なら、同じように対処できるかも。
それにしても、重曹って、なんにでも使えますね。一家に一袋、常備すべき。
シリコンのベタベタに対処するまとめ
とりあえず、重曹水(水じゃ溶けないのでお湯で!)に浸け込んでみることをおすすめします。十分乾燥させて、しばらくすると、わたしのように奇跡が起こる可能性があります。それでダメなら、買い替えましょう。
▶本日のアイテム 無印シリコーン調理スプーン
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