若い頃、無謀な毛穴ケアをしまくったため、痛めつけられた鼻の毛穴は現在ぽっかり。目立っています。
1年半のSK-Ⅱ生活で、鼻以外は割とキレイになったのですが、とにかく鼻がひどい。これをなんとかすべく、1か月前より毛穴ケアを再開。毛穴ケアなんて、かれこれ10年ぶりくらいになりましょうか…
20代半ばで毛穴を諦めたけど、SK-Ⅱでそこそこ肌がキレイになったから、今度は毛穴を1ミリでもキレイにしたいと欲がでました
今回は、毛穴ケアを始める前に、まず自分の毛穴状態を正しく知っておこう、という記事です。そうすれば、どんな毛穴ケアをしていけばよいかの方針を決定することができます!闇雲な毛穴ケアは、時間を無駄にするばかりか、毛穴トラブルを拡大することになってしまいます。ご注意ください。
鼻の角栓毛穴との戦いの歴史
1か月前、毛穴ケアに本気で取り組もうと思った時のわたしの毛穴状態ですが、詳しくお伝えすると、次のようです。
- 色素沈着が激しい
- すり鉢状(毛穴周囲の盛り上がり)で広がっている
- 白角栓が目立つ
- 黒角栓はなし
- 手触りはざらざら
こうなるまでの歴史を、さらっと振り返っていこう。
毛穴との出会い
小さい頃は、毛穴の存在に気付かないもんです。見えないから、まず意識しない。空気のようなものでした。
毛穴に意識が向いたのが、中学生の頃。自分の毛穴にではなく、父親の毛穴です。彼は、おもしろがって、自分の鼻を両指でぎゅ~っと押して皮脂や角栓がにゅるっと出てくるさまをわたしに見せていました(ド変態でしょうか)
衝撃的でした。
鼻からウジ虫みたいなのが出てくる…!
なぜ人は、あの映像が好きなのでしょうね?youtubeでも鼻角栓を押し出したりピンセットでつまみ出したりする動画が安定して人気です。
白角栓との出会い
思春期に差しかかったわたしも、父親のその鼻からウジ虫状態を見て、衝撃的ではあったが自分の鼻で試したくなりました。
よく見ると、小さな毛穴があった。そこに、まだ幼い角栓があった。押し出してみた。細く白い糸みたいなのが出てきた。はまった。はまってしまった。
今思えば、父親のせいです。変なことを教えるから、わたしの毛穴はまだまだ角栓なんて気にしなくてよかったぐらいだったはずなのに、「角栓しぼり」を覚えてしまったのです。
毛穴パック時代
中学生時代に「角栓押し出し」にはまり、高校生の頃はもう見事な毛穴に。毛穴、成長しました。
ビオレから毛穴すっきりパックが発売して数年経過した頃、毛穴すっきりパックは爆発的人気に。そうして、わたしもむやみやたらに毛穴パックを貼ってはは剥がし、貼っては剥がしを繰り返していました。毎日やっていた時もあったくらい。
ストレス解消にもなるんですよね。鼻から汚いものがごっそり取れるので。
思春期ニキビにも悩んでいたので、酵素洗顔もしていました。そのかたわら、保湿は中途半端。顔中乾燥していましたよ。
今のようにスマホもなければ、インターネットも盛んじゃなかった。毛穴ケアの情報は限定されていて、今のように毛穴ケアについて知る術をわたしは持っていなかったです。
とにかく角栓を取っていた時代
大学生~社会人の20代半ば頃まで、とにかく「角栓を取る」ことに集中していました。
毛穴パックや角栓の押し出しはもちろんのこと、角栓ぽろぽろ取れるオイルクレンジングや酵素洗顔やらスクラブ洗顔、汚れを吸着するクレイパックやらピーリングやら、そして化粧水も毛穴引き締めに効果がありそうなものを使い、とにかく毛穴ケアをしまくっていた時代があります(一部間違った過剰ケアです!)。「皮膚再生」なる高い美容液も使ったことあります。
世にあるあらゆる「角栓除去」はほとんど全てやったと言ってもいい。やったことがないのはエステの吸引くらいだと思っている。
角栓をとってもとっても毛穴は引き締まらなかったし、その日は毛穴がキレイになってもすぐにまた角栓ができる。できては取って、できては取ってを繰り返す毎日。逆に毛穴へ大ダメージを与えてた。そんなわけで、疲れ切ったわたしは、それ以来毛穴ケアに対して疑心暗鬼になり、クレンジングすらあまりしなくなりました。
そして、全てやめた
やめました。お金の無駄だと思いました。何をやっても、わたしの角栓はでき続ける。毛穴は閉じない。毛穴ケアの広告は信じない。毛穴レスの肌に戻れるなんて、都市伝説だ、と。
自分の鼻毛穴と向き合うことに疲れたんです。
肌断食に近い時代へ
体調が悪くなったこともあり、20代後半頃は、化粧もあまりしなくなりました。精神的な余裕がなかったのです。スキンケアを、とにかくしなくなった時代。4~5年の間、化粧やスキンケアのするしないにはムラがありましたが、肌断食に近い状態も割と長くあった記憶です。
鼻の汚さとか、まず眼中にないくらいに余裕がなくなっていました。クレンジングはしなかったし、洗顔もシンプルな石けん。
この期間、使っていた化粧水や乳液は、ちふれや無印、あとはオーガニック系のごくシンプルな成分のもの。思春期に悩んだニキビは全く気にならなくなっていたし、ほうれい線もなく、肌のハリやシワの悩みもなかった時代だったので、ケアも有効成分の入っていない化粧水で十分でしたね。
この頃、カテキンの入った安い石けんをドラッグストアで買っていたのですが、これまでの人生の中、唯一「毛穴に効果ある」と感じました。ベースメイクもあまりしなくなっていたこともあったと思います。その石けんが店頭から消え、同じようなカテキン入りを買ってみたのですが、またそれは効果を感じませんでしたね… あの幻の安い石けんがよかった。
クレンジングなし、洗顔+洗顔ブラシがデフォに
体調が復活してきた30歳手前頃から、再び化粧を楽しみ、スキンケアも考えるようになりました。肌の衰えを感じ始めたんですよね。
しかし、過剰な鼻の毛穴ケアを再開することはなかったです。毛穴は気になったままでしたが。
クレンジングは、肌の油を根こそぎ取るオイルクレンジングはやらなかったです。代わりにミルクやジェルのクレンジングを使ったこともありましたが、「オイルでぽろぽろ角栓が取れる」を経験していたわたしは、ミルクやジェルでは満足できなかったので、そのうちクレンジング自体もやめてしまいました。化粧も薄かったため、石けんのみでいいやって思っていました(石けん落ちするコスメではなかったのに)。
クレンジングしない代わりに、熊野筆の洗顔ブラシを使うように。ピーリングに近い感じで、とにかく肌がつるつるになるので気に入っていました。今でもたまに使いますが、この頃は毎日使っていました。石けん+熊野筆で、角栓も気にならなくなりました。毛穴は広がったままだし、いつの間にか色素沈着でひどくなったメラニン毛穴でしたが。
ここ1~2年は、石けんで洗顔のみ
しばらく面倒で熊野筆使わなくなると、角栓が表面に出てきてざらつきます。でも、こういう洗顔ブラシの使いすぎもどうなの?と思ってあまり使わなくなりました(というか、ズボラだからいったん使わなくなると存在すら忘れるほど)。
ここ1年ほどは、数年愛用しているマルセイユ石けんで洗顔するのみ。たまにオリーブオイルパックをしてクレンジングしたり(これも数か月に1回のレベル)、クリームクレンジングを使ってみたり。角栓で鼻がざらついています。
洗顔をしすぎるのはよくないとか、クレンジングは肌に悪いとか(摩擦のため)いうけれども、ごく優しく、泡で洗顔するだけのわたしの鼻は、角栓でざらついていました。泡洗顔だって、1日1回のみ。肌に優しく石けん落ちするファンデを使っていることもあり、メイクが落ちきってない、ということもなかったと思います。
でも、角栓は飛び出たままでしたよ。洗顔とかクレンジングが毛穴に悪い論も見かけますが、洗顔とかクレンジングをきちんとしないわたしの鼻の角栓は目立っていましたよ。保湿はSK-Ⅱでばっちりでしたよ(鼻以外はけっこうキレイになりましたし)。でも角栓…
角栓は自然に排出されるからケアの必要ないとか、半分以上ウソじゃないかっていうね
逆に、これまでやらなかったこと
以上が、今回の「本気で毛穴ケア」を始めるまでのことです。
歴史を振り返ってみると、意識してやってこなかったことが二つあります。
- 紫外線対策
- 保湿
これです。
若い頃のクレンジング・洗顔をしまくり時代、角栓を取りまくっても「保湿」は重視していませんでした。収れん化粧水とかさっぱり系が多かったです。冬はこってり系も使っていましたが、「鼻の保湿」は全然意識していませんでした。
また、本当に後悔しているんですが、紫外線対策もしてこなかった時代が長すぎました。化粧をしなくなった時代には、日焼け止めすら塗らずに外出していましたし。そのせいもあると思います、メラニン毛穴は。
「毛穴ケアの間違い」の原因と理由
なぜ過剰なケアがよくなかったのか、毛穴に関してたくさん調べ、考えた結果を説明いたします。皮膚科医の意見や毛穴の仕組みを参考に、推論していきます。あくまで推論なので、ご容赦ください。
角質を傷めている
はがす毛穴パック、ピーリング等、酵素洗顔等で古い角質を過剰に取り除くことは、肌のバリア機能の低下につながります。
毛穴パックは特に、現在は角栓対策としておすすめしない意見が多いです。わたしもおすすめしない。なぜなら、角栓をすぽっと抜き取ると同時に、一番表面にある「角質層」も傷めたり剥がしてしまうと思われるから。
角質層は、死んだ細胞によって成り立っており、自然に垢となって剥がれ落ちる運命。だったら取り除いたほうが肌がキレイになるのでは?と思われますが、それも一理ある。
角質層の役割は重要なのです。紫外線などの外的刺激から肌を守ります。肌水分の蒸発も防ぐ役割があります。なので、取りすぎると、角質層の下の健康的な細胞を傷めたり、肌が敏感になったり、保湿力も低下すると思われます。
だから、剥がすパックのやりすぎや、過度なピーリング、あるいは酵素洗顔等で、必要以上に角質を取ってしまうことは避けたほうが良いです。ただ、加齢によってターンオーバーが遅くなると、この角質が剥がれ落ちずにどんどん溜まっていくようなので、それがくすみの原因に。そうすれば、ある程度強制的に取り除いてあげたほうが良い場合もあります。
ターンオーバーを促し過ぎる
ピーリングや酵素洗顔には「ターンオーバーを促す」効果があります。肌の一番表面の「角質層」が取り除かれるので(0.1mmもないらしい)、その下の皮膚が押し上げられていきます。
ターンオーバーを促したほうが良い、というのは、ターンオーバーが乱れて遅くなっている場合や、加齢によって遅くなっている場合に限るはずです。
角質を常に取り除き、ターンオーバーが早すぎた場合、角質層の下の細胞が表に押し上げられてくるので、未熟な細胞が前線で肌を守るために働くことになります。若すぎる細胞は、外的な刺激と戦うには戦力不足です。
戦う準備ができていないのに、戦いの最前線に立ったらあっという間に全滅……
角栓を取りたいがため、肌をつるんつるんにしたいがために、ピーリングをしまくるのは危険です。クレンジングや洗顔のほかに、常にピーリングや酵素洗顔などをしている人は、ターンオーバーの周期が早すぎている可能性があります。
皮脂を奪いすぎる
オイルクレンジングや洗浄力の強い洗顔料で洗いすぎることも危険です。
角栓の原因に、皮脂の分泌量が多いということがあります。ですが、皮脂は取り除きすぎると、皮脂不足に陥っていると肌が感知し、さらに皮脂を分泌し始めると言われています。
また、乾燥肌の原因にもなります。皮脂は肌水分の蒸発を防ぐ役割もしているからです。
皮脂の過剰分泌は、脂性肌だと思っていたら実はインナードライという可能性も。水分量の少ない肌は、肌を潤そうとして皮脂を分泌し始めるそうです。
自分の肌質を知りたい、という方は次の記事もご参考ください。
角栓を取り除くとますます角栓ができてしまう、という理由は、皮脂の過剰分泌のためと思われます。
自分の毛穴状態を見つめ、原因と対策を考えてみた
現在の状態をできるだけ正確に理解することが、今後の予防と改善に欠かせないのです。毛穴ケアだけでなく、全ての問題解決に必要な思考です。
「毛穴ケアにはコレ!」という宣伝に踊らされないために、自分には何が必要かしっかり考えていきましょう
毛穴が黒く見えるのは、黒ずみ?色素沈着?
毛穴ケアをする人って、少なからず毛穴の黒ずみに悩んでいるのではないでしょうか。しかし、その「黒ずみ」って何なのか、理解していますか?
実は、毛穴が黒く見える原因には大きく次の2つがあります。
- 角栓または毛穴が黒くなっている
- 毛穴周囲が茶色く色づいている
あなたの毛穴は、どちらでしょうか。状態によって、ケアの方法が異なってきます。
【角栓または毛穴が黒くなっている】
角栓が黒くなっている、いわゆる「毛穴の黒ずみ」の場合。本来、古い角質が剥がれ落ちた垢と皮脂が混ざり合ってできる角栓は白いです。けれども、十分に落としきれなかったメイクや外的な汚れが酸化することによって、黒ずんでいる状態です。これは、きちんと汚れを落とせば酸化を防げるので、黒ずんだ状態を改善するだけなら簡単です。汚れを落とすようにすれば、白角栓しかできなくなります。
安価なクレンジングオイルには、「ミネラルオイル」つまり石油系が含まれており、これは肌に残りやすいと言われています。これが酸化し、鼻の黒ずみの原因となる…という論もあり、否定はしませんが、それだけが原因ではないです。
経験から言うと、クレンジングオイルなど使っていなかった男性(当時40歳)の頬の毛穴には、黒ずんだ角栓がありました。それも大きかった。にゅるっと絞り出させてもらったんですが、角栓はカチカチに固まり、先端が黒くなっていたんですよね。皮脂が固まり、酸化したまま長らく頬にとどまっていたのではないでしょうか……
ターンオーバーも20代に比べて遅くなっていただろうし、男性だから紫外線対策やスキンケアなんて特にしていなかったと思います。
確かに、「落とし過ぎ」もよくないけれども、落とさないのも黒ずみの原因になると考えます。
【毛穴が茶色く色づいている】
では、毛穴自体が茶色く色づいている場合はどうでしょうか。これは「メラニン毛穴」と呼ばれるもので、色素沈着した状態です。長年の過度なケアや紫外線などで色素沈着してしまっています。女性の場合、スキンケアをそこそこしているので、肌色は白っぽい人が多いのではないかと思いますが、だからこそ色素沈着は目立ちますよね。色素沈着はいわゆるシミであり、この改善はなかなか難しいようです。
わたしはまさしくメラニン毛穴です。過去にいじりまくったこと、紫外線対策しなかった自分を激しく呪っている最中
なぜ毛穴が広がっている?
一般的に言われるのは次の2つです。
- たるみ毛穴
- 開き毛穴
【たるみ毛穴】
たるみ毛穴は頬に多く、たるんで縦に広がった毛穴状態です。肌の水分量が不足しハリがなくなってくる、重力に負けて肌がたるんできます。だから、加齢とともに目立つようになる人が多いかと思います。保湿やハリのケアをしっかりすることで、肌のリフトアップを目指しましょう。
【開き毛穴】
毛穴が開いた状態に見えるのにも、大きく3つの原因が考えられます。
- 皮脂が多い
- 乾燥している
- 不全角化
1と2については、さらっと。皮脂が多ければ角栓もできやすく、押し広げられますね。また、乾燥している場合は肌弾力を失い、毛穴が閉まらずに開いてしまいます。とにかく保湿と皮脂のコントロールが大切になります。
3の不全角化。これは、わたしも最近知ったところです。毛穴周囲が滑らかではなく、ぽこぽこと凹凸がありませんか?腕の毛穴の比べてみましょう。たいていは、毛穴はあっても、平らで滑らかだと思います。一方、鼻の毛穴は、穴部分がくぼんでいませんか?つまり、毛穴が「すり鉢状」になっていることです。そうであれば、不全角化の可能性が高いです。
「不全角化」については、資生堂の研究「毛穴の皮膚特性を科学的に解明」(PDFファイル)が簡潔で参考になります。すり鉢状の参考画あり。
不全角化は、本来消失するはずの核が消失せずに角質細胞となっている状態と言います。考えられるのは、ターンオーバーが異常に早まってしまった場合(それ以外にも、オレイン酸が原因となっていると資生堂の研究にはある)。
さきほども書いたように、角質を取り過ぎてターンオーバーを促しまくり、未熟な細胞が表へ出てきてしまった場合、この不全角化は起こるのではないかと。異常な細胞になってる。
不全角化状態の毛穴は改善が難しいようですが、できることと言えば、ターンオーバーを正常化させ、正常な細胞を表面へ出てくるのを待つことなのではないかと思いました。ターンオーバーを正常化させるためにも、また、少しでも目立ちにくくするためにも、とにかく保湿することが大切だと考えます。水分と油分のバランスが取れた肌は、健康なので。
肌を健康にすること。それには保湿!水分補給!
角栓はなぜできるのか
角質層が剥がれ落ち、皮脂と混ざりあって角栓ができます。角質層が剥がれ落ちるのは自然の原理なので、どうしようもありません。剥がれ落ちなければ、角質がただただ分厚くなってくすみます。
角栓は、もはや自然の原理。
しかし、ここで思うのは、小さな頃は目に見える角栓なんてなかったよね?ということです。角栓詰まって毛穴広がっている3歳児なんていなかったよね?と。3歳児なんて、30代より圧倒的にターンオーバーが早いはずだから、角質の剥がれ落ち速度は速いんじゃないかと。だったら、わたしら以上に角栓ができてもおかしくないんじゃないかと。
考えられるのは、皮脂の分泌量です。
思春期以降、体質によって皮脂分泌量が増えるから、3歳児の角栓より大きくなるのではないかと。わたしの母親は、まるで角栓がありません。そもそも毛穴も見えません、全く。皮脂でてかっているところをみたことがありません。
ということは、皮脂も角栓に大きく影響するであろうということ。取り過ぎれば過剰分泌の可能性大ですが、角栓を大きくしたくなければ、適度に皮脂汚れは取り除いてく必要があると考えます。
毛穴ケアのために考えたこと
ここまででもだいぶ長くなっていますが、これまでの毛穴トラブルの原因と対策から、どんなケアをしていこうか方針を決めていきましょう。以下は、わたしの場合です。
角栓を取るのではなく、毛穴の汚れを落とすこと
角栓を無理に取ることはしません。若い頃さんざんやりましたし。それよりも、角栓予防をします。自然の摂理でできる角栓は、逆らって除去しようとはせず、それよりも汚れや皮脂をため込まないようケアしていきます。
そのために、これまでサボりまくっていたクレンジング(優しいタイプ)と洗顔をする。夜間に出まくった皮脂も、朝ちゃんと落とす。洗顔料を使う。
保湿をし、肌を健やかに保つこと
皮脂汚れを落としたら、徹底的に保湿をします。水分不足でも皮脂分泌は増えるし、適度な油がなければ肌の水分は蒸発してしまう。蒸発して皮脂分泌は増えるので。
1日中肌の潤いを保てるよう、史上最強の保湿を、成分から探します。肌表面だけを潤して、潤った気分になるヤツではなく、角質層に水分をため込めるようにします。
ターンオーバーを正常にすること
ターンオーバーは早すぎても遅すぎてもダメ。未熟な角質層を作らないためにも、日々角質を取るようなことは避ける。肌がごわついて、角質が肥大してると思ったら角質ケアをする。この匙加減が難しいけれども、日々お肌を触って観察します。
特にわたしの鼻は、未熟なままターンオーバーを繰り返しすぎたと思います。角質もろとも角栓を根こそぎ取りまくっていたので。年月が経過しても、鼻はぼこぼこです。0.02mmという顔の角質は、死ぬまでにどれほど生まれ変わってくれるかわかりませんが、一生ぼこぼこのままかもしれませんが、少しでも不全角化が正常な細胞に生まれ変わることを願って……
毛穴を守ること
紫外線などの外的刺激から守ります。できるだけ紫外線対策をしようと思います。とは言っても、帽子・サングラス・日傘という、不審者並みの防備はしたくありません。日焼け止めを小まめに塗り直す(特に鼻!)ことを頑張りたいと思います。
色素沈着を落とすこと
これも不全角化を治すこと並みに難しいと思いますが、できるだけ色素沈着を落とすよう頑張ってみたい。もちろん、今なお肌の奥に潜んでいる、かつてダメージを受けた「シミ予備軍」がこれからターンオーバーと共に表面化してくることは避けられません。鼻とかもう全部取り替えないとダメなんじゃないかとさえ思います。
それでもなお、美白有効成分を利用して新たなシミ発生は防ごうと思いますし、肌の漂白剤とも呼ばれるハイドロキノンでシミアプローチをしてみたいと思います。
毛穴ケア始動!
自分でここまで書いて思ったんですが、わたしの鼻の毛穴は思った以上に重症で、完治するのは難しいと思います。加齢もありますしね。
そして、このレベルの人は割と多いと思います。
少しでも改善するように努力しつつ、少しでも目立ちにくくなるように努力しつつ、少しでも加齢に抗いたい。
続きの毛穴ケア1か月目の記事はこちら▼
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