ノーファンデで過ごせたのは10代まで。昔すぎて忘れたよ……
って、遠い目をしてるそこのあなた
若い頃のような肌のハリ・ツヤがなくなり、毛穴やシミ、小じわなんかが気になりだす30代・40代では、ファンデーションなしでの外出なんてあり得ない!と思っていませんか。基本的にあり得ないですよね。わたしも実際、そう思う。化粧をすることはマナー、と思っていますから。
ただし、化粧はマナー!というのは職業にもより、意外にばっちりメイクが必要でないことも多いです。つまり、ファンデーションを塗らなきゃ!というのは、個人の先入観の問題ということになる。
どうせ昼過ぎには皮脂で崩れたり、塗り直しもしないようだったりするなら、むしろノーファンデで全然良いと思います。だって、夕方にはもうノーファンデより汚くなってますから(わたし)。
それよりも、美肌に少しでも近づけてノーファンデで過ごすことに注力しているわたしです。※ズボラだからっていうのもある。
ここ数か月、ノーファンデで仕事へ行くことが多いわたし(アイメイクやリップは使います)ですが、今回は、ノーファンデのメリットや、ノーファンデでも毛穴をそこそこカバーする方法をお伝えしたいと思います。
ノーファンデの良さを考えてみる
まず、ノーファンデに挑戦するにあたって、その良さを徹底的に体に浸み込ませることが大切です。メリットがなきゃ、そんな無謀な挑戦は怖いですよね。人の目が怖いし、自意識でも「すっぴん無理!」ってなる。
若々しく見える
ファンデーションの効果って、顔の色むらをなくしたりシミや毛穴を隠すことにありますよね。激しい肌荒れだったり、ひどいシミなどは、確かにファンデーションを塗って補正したいもの。
しかし、そこまででなければ、むしろノーファンデのほうが若く見えることを発見。
ファンデーションを塗ることで、肌のツヤが消され、マットな質感になる(ハイライト効果の高いコスメは除く)。マットな陶器肌がトレンドとなったこともあったけれど、現在、30代以降は「ツヤ感」が大事になっています。このツヤ感は、ファンデを塗ることで消えてしまうんですよね。
また、肌表面に塗ったものが小じわや毛穴に入り込み、笑った時のシワ感が強調されてしまうのもファンデの嫌なところ。また、肌が乾燥しているとさらにファンデでシワっぽくなります。
そういうわけで、メイク上級者さんでない限り、ファンデは老け顔を作ってしまうことになります。
過剰なクレンジングから解放される
ファンデーションをしっかり塗っている人は、そのぶんクレンジングも強いものを使います。適切なクレンジングは、毛穴の皮脂汚れもオフするので、クレンジング自体は美肌のために大事。
しかし、肌への負担という観点からはクレンジングのし過ぎはNGです。肌の必要な皮脂も根こそぎ奪うようなクレンジングでは、肌バリアも失われ、干からびてそれこそ老け顔になる危険があります。
ズボラの観点から言うと、そもそもクレンジング自体面倒ですからね……
肌の保湿力を保つために、クレンジング剤は肌に優しく、保湿を損なわないものが良いです。
▶【クレンジング】ズボラでも美肌になりたい!時短洗顔でも願いを叶える!?
毛穴の黒ずみが気にならなくなる
これは体感済み。鼻の黒ずみ(メラニン毛穴ではなく、角栓が黒ずんでいるもの)は、落としきれなかったメイク汚れが酸化し、黒ずみになると言われています。
若い頃、鼻の黒ずみにはとにかく悩まされました。こってり系のリキッドファンデーションを使っていたし、クレンジングもさぼり気味でした。そして剥がす毛穴パックで痛めつけまくっていました。
わたしの化粧の歴史は、
リキッドファンデ →BBクリーム →ノーファンデ →下地のみorミネラルファンデーション(今ここ)
という感じなのですが、ノーファンデにしたあたりから毛穴の黒ずみ角栓の悩みはなくなりました(メラニン毛穴の悩みは現在進行形であります)。
当時、美容のためにノーファンデにしたわけではなく、化粧をする精神的余裕がなくなったからなんですけれども、ノーファンデと最低限のスキンケアで、もはや肌断食に近い状態だったのですが、毛穴の黒ずみ角栓ができなくなりました。
現在は、化粧下地(紫外線対策+肌のトーンアップのため)のみか、ファンデーションを使うなら、石けん落ちする優しいアイテムだけにしています。
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ノーファンデでも毛穴を隠したい!
隠さないと困るほどの大きなシミはないけど、大きな毛穴はある!っていう30代40代の方、多いのではないでしょうか。
わたしは、とにかく鼻が気になります。開いた毛穴、茶色くなったメラニン毛穴……
ノーファンデ、ということは、これらを露出することになります。むしろ、これを隠すためにファンデーションを塗りたくりたいですよね。しかし、下地でカバーすることも可能なのです。
ファンデーションで隠したつもりの毛穴だが…
わたしが感じているのは、ファンデーションで隠すと、必ず毛穴落ちして数時間後には逆に目立ってしまう、ということです。だったら、肌馴染みの良い下地で毛穴フォローしたほうが良い、という結論。
トーンアップ効果のある化粧下地なら、光の反射で鼻も頬も毛穴が目立ちにくくなります。
また、ファンデーションの塗り直しって、皮脂や乾燥のせいでうまく肌にのらないことが多いですが、下地だけなら日中の塗り直しも楽。
すっぴんに自信がもてる、ポール&ジョーの下地
人気があるのは知っていましたが、実際に使ってみたところ、その人気の高さに納得したアイテム。ポール&ジョーの「モイスチュアライジングファンデーションプライマーS」です。
保湿成分を配合した、美容液下地になります。しっとりとした使い心地はもちろんなのですが、なんと言ってもツヤと透明感!これは感動もの。皮脂でテカった感じとは違い、光をまとったようなお肌に。
パッケージもかわいく比較的若い世代向けのアイテムですが、くすみがちな大人の肌に明るい輝きを与えてくれるので、ノーファンデに挑戦したい人の下地として優秀だと思います。
わたしは、ノーファンデ目的に購入したわけじゃないのですが、こちらを塗った後にファンデを塗ってみたところ、せっかくのツヤ感が消えてしまって「もったいないな…」と思い、ファンデを塗らなくしてみた、というわけです。
テクスチャはピンクがかっており、わたしのような茶色いメラニン毛穴もほどよくカバーしてくれる。とにかく光で飛ばすような感じになるので、毛穴が目立ちにくくなります!と言っても、ハイライトほどの輝きはないのでご心配なく。
SPF15、PA+なので、紫外線対策としては低い値。紫外線の少ない時期に使用すると良いでしょう。
日焼け止めとしても優秀なラロッシュポゼ
こちらも人気のアイテム。紫外線防止とトーンアップ効果の高い、ラロッシュポゼの「UVイデア XL プロテクショントーンアップ」です。SPF50+、PA++++という、日焼け止めとしても高い効果を発揮してくれることでしょう。
日焼け止めというと、肌がぱさつく感じが否めない商品が多いと思います。それが苦手で、わたしはSPFの低いものばかり使っていましたが、今期初めて使ったラロッシュポゼは、「日焼け止め特有の乾燥」という悩みから解放してくれたアイテムでした。
ポール&ジョー同様に、とにかくトーンアップ効果が高いので、こちらも毛穴を目立ちにくくしてくれます。肌がキレイな人は、本当にコレだけで十分なんじゃないかと思うほど。肌もツヤ感が出て、若々しい印象に。
だんだんと気温も高くなってくると毛穴の開きや皮脂崩れも気になってきて、これのみでカバーするのは心もとない…と思う時があるのですが、そんな時は鼻だけ軽くETVOSのミネラルファンデーション(▶ぴたっと密着、毛穴カバー!新感覚のミネラルファンデ)を使っています。
低刺激で石鹸落ちする、という肌への優しさにもこだわったアイテムです。
塗り方の秘訣
上記で紹介したアイテム、キレイ見せする秘訣があります。
「ポンポンと叩くように肌にのせる」です。
クリーム状なので、肌をなでるように塗りがちなんですが、そうすると良さが半減してしまうとわたしは思っています。毛穴をカバーしたいなら、ポンポンと指で毛穴に密着させるようにのせるのが大切です。
ただ適当に塗っただけの場合と、ポンポンとひと手間加えて塗った場合とでは、毛穴のカバーに差がでますよ!
まとめ・美肌の鍵
ノーファンデで過ごすと、鼻の黒ずみができなくなったり肌荒れがしにくくなったりと、明らかに肌質は改善していきます。すると、ノーファンデで過ごすことに自信が持てるようになり、正のスパイラルに入ります!
逆に、肌が汚いからファンデ厚塗りする→落とすために洗浄力の強いクレンジングを使う→肌バリアが損なわれて肌トラブル→ファンデの厚塗り…という負のスパイラル。
そのために、素肌からキレイにしていく必要があり、これは時間と手間のかかる作業だったりします。
現在30代半ばのわたしですが、SK-Ⅱで20代の頃よりキレイなお肌になり、ノーファンデでもいいやって思えるようになりました(というか開き直った感もある)。鼻の開き+メラニン毛穴とは現在格闘中ですが。
ノーファンデで過ごすためにも、とにかく保湿!何がなんでも保湿!と思います。なんの肌トラブルにもとにかく保湿が大切!と思うようになりました。
いきなりノーファンデで仕事に行く、ということは不安だと思います。であれば、休日はノーファンデ、ちょっとした外出はノーファンデ、ということから始めていただければいいんじゃないかと。紫外線対策だけはしっかりとしてくださいね。
少しずつ肌負担を減らし、ノーファンデで過ごすことに抵抗がなくなるってくるとこっちのもんです。
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